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もっと自由に書きたくてブログを始めました。

2016年を振り返る

1.ひきこもり新聞

いきなり、編集長になった。

自分が言い出しっぺになったから、仕方がなかったけれども編集長という肩書の違和感が半端ない。

ひきこもり新聞を動かしてるのは、僕ではなくて、実は周りの優秀なメンバー。

三国志で言えば、関羽張飛クラスのひきこもり経験者がいてくれたおかげで形になった。


僕は、何もやっていないから劉備になぞらえることがある。

特赦な能力があるわけではないけど、「ひきこもり経験者だから活躍できる」という場所を作ったから、人が集まって来てくれたのだと理解している。

ひきこもり界隈は、実は、人材の宝庫だ。
活躍の場所を与えてくれさえすれば、いくらだって暴れまわることができる人がいる。

 

文章が得意な人、絵が描ける人、WEBに強い人など、それぞれの特技が生かされる場所としてこれからもひき新は機能していくと思う。

 

それと、大切なのは、新聞を購入してくださる方の存在。

ひきこもり当事者の活動を活性化させ、新しい道を切り開くことを支えてくれている。

ひきこもり当事者・経験者だからこそできることがあるはずだという信念のもと、応援してくださるひとのためにできる限り応えていきたいと思う。

 

2.全国ひきこもり当事者連合会

一般社団法人を設立登記し、代表理事に就任した。

だから、一応、社会起業家として名乗ってもいいのかもしれない。

全国のひきこもり当事者の窓口となり、その声を、メディア等に伝えることを考えてこのような団体を設立した。また、KHJや他の信頼できるひきこもり支援団体と連携し、ひきこもり当事者・家族が安心して相談できる体制を構築しようと考えた。

 

なぜ、このような団体が必要かということは、ひきこもり新聞創刊号の第一面で訴えた。

 

つまり、

ひきこもりを『食い物』にする団体を一掃するため。

 

これは長田塾のような暴力的支援団体だけでなく、ひきこもりをビジネスチャンスだととらえて、高額な報酬を受け取る自称支援団体を含める。

全国でこのような団体は今も元気に暗躍している。最近では立川の天光寺の自称僧侶がひきこもりや不登校児に暴力を働いていた事件が日本テレビの番組で報道された(2016年11月)。驚いたことに、この寺?は、ホームページを見る限り、今でも絶賛営業中だ(子供が傷害を負ったにもかかわらず、しつけの範囲内と主張して反省の色はない)。

 

ひきこもりを抱える親御さんは鬱状態に陥っていることが多く、正常な判断を下すことができないという調査結果がある。だから高額な報酬から捻出した膨大な広告費で目立つこうした団体に引き寄せられてしまう。

 

そこで、信頼できるひきこもりの支援団体とのネットワークを作って、ひきこもりを食い物にする団体から当事者や家族を守る必要があると考えている。

 

それと、もう一つ、団体を設立しなければならなかった理由がある。

 

それは、

 

ひきこもりを『見世物』にするメディアに抗議するため。

 

これは、たけしのTVタックルスーパーJチャンネルなどでワンステップ伊藤学校を取り上げた番組内容が、ひきこもり当事者の人権に配慮しているか疑わしいことがきっかけになっている。

ひきこもっている当時者は、自ら進んでTVに出ようとするだろうか?そもそも、他人の目を恐れて、人間関係を断った人がひきこもりなのではないか。一般的に考えれば、自らTVに出ようなどと考えないし、あのような映像を全国に晒すことは生涯にわたって当人たちを苦しめることになるだろう。

 

おそらく、番組制作担当者は、本人の同意を得たことを理由に罪を逃れようとするかもしれないが、ひきこもり当事者が正常な判断能力のもとで同意したとは考えにくい。

 

ひきこもり状態にあるときは鬱状態や不安障害であったり、精神疾患を抱えている場合も考えられる。また、映像内にあったような暴力的侵入や威圧的言動を繰り返されれば、畏怖し、望まない取材や支援を受け入れざるを得なかったと考えることが自然ではないだろうか。

そもそも、疑問に思うことは、誰のための番組だったかということだ。
得をしたのは誰だろうか?


それは、ひきこもりを使って宣伝に利用した団体と、ひきこもりを見世物にすることによって視聴率を稼ごうとした番組ではなかったか。

 

ひきこもり当人は全国に自分の見られたくない姿を晒されただけだ。

TV番組で全国に晒さなければ、ひきこもりからは脱出できない、とは言えないのだから、無駄に晒されただけだったと言える。

 

ひきこもりから抜け出せてよかったじゃないかという純粋すぎる感想を持ってしまった素朴な視聴者は、番組の見せ方に騙されることなく冷静にもう一度問い直して欲しい。

 

ひきこもり当事者の人権やプライバシーに配慮した団体が、ひきこもりを晒しものにするだろうか?罵倒するだろうか?大勢のひきこもり当事者の怒りを買うだろうか?ひきこもりを研究する教授によって記者会見で糾弾されるだろうか?

 

ひきこもり当事者は、団体と番組の利益のために利用されたに過ぎない。

僕はそう思う。

あのような番組や団体に怒りを覚えたまともな支援団体同士が連携しあい、

暴力的支援団体による死亡事件を繰り返させないようにしたい。

 

3.選挙

これは、常陽新聞さんに経緯を記事にしていただいた。

斉藤環先生に提案されたのがきっかけだったけど、

政治家としてひきこもりや関連する問題(就労、家族、貧困・・)の解決に自分の経験が生かせるのではないかと考えた。

弁護士を目指した理由は、困った人を助けたいという思いだったから、政治でも同じ目的を実現できるのではないかと思った。

 

自分にできる挑戦は何でもしようという思いが形になったのが選挙だったと思う。

これからも、困難や危険があれば、喜んで立ち向かっていきたい。